履歴書の学歴・職歴欄は、応募者の経歴や職務経験を伝える重要な部分です。正確で丁寧に書くことが求められます。ここでは、学歴・職歴欄の書き方の基本ルールや注意点を詳しく説明します。
1. 学歴欄の書き方
① 時系列順に記載
学歴欄には、小学校卒業後の学歴を 時系列順 に記載します。具体的には、中学校や高校から始まり、大学や専門学校を順番に書きます。時系列順で、入学した年と卒業した年をそれぞれ記入します。
② 入学・卒業を明確に記載
学歴欄では、入学と卒業を明確に区別して記載します。通常、年次と月、学校名、学部名や学科名を含めます。学校名は省略せず、正式名称で書きます。
例:
- 20XX年4月 ○○市立△△中学校 入学
- 20XX年3月 ○○市立△△中学校 卒業
- 20XX年4月 ○○県立□□高等学校 入学
- 20XX年3月 ○○県立□□高等学校 卒業
- 20XX年4月 ○○大学△△学部○○学科 入学
- 20XX年3月 ○○大学△△学部○○学科 卒業
③ 学校名の正式名称を使用
履歴書に記載する学校名は、略さずに正式な名称で記載します。特に大学名や学部名、学科名は省略せずにフルネームで書くようにします。
④ 中途退学の場合
もし中途退学をした場合は、その旨を記載します。「中途退学」とだけ書かずに、理由やその後の進路を補足するのも有効です。
例:
- 20XX年4月 ○○大学△△学部○○学科 入学
- 20XX年3月 ○○大学△△学部○○学科 中途退学(○○理由により)
⑤ 学歴の締め方
学歴欄の最後には、改行して「以上」と記入し、学歴の締めを表します。
2. 職歴欄の書き方
① 学歴の後に職歴を書く
職歴は、学歴欄の最後に改行して「職歴」と記載し、その下に続けて書きます。職歴欄も、学歴同様に 時系列順 で書き、入社・退職の年月を記載します。
② 会社名・部署名を記載
勤務した会社の正式名称を記載し、その後に配属された部署名や担当業務について簡潔に書きます。また、契約社員や派遣社員の場合は、その雇用形態を明記します。
例:
- 20XX年4月 株式会社○○○○ 入社
- ○○事業部 営業部門に配属
- 20XX年3月 株式会社○○○○ 退職
③ 転職歴が多い場合の書き方
転職歴が多い場合は、すべての勤務先を時系列順に記載しますが、あまり短期間のアルバイトやインターンシップなどは省略しても問題ありません。フリーランスや個人事業主としての経験も、重要な職歴として記載します。
④ 退職理由について
職歴欄に退職理由を書く場合は、「一身上の都合により退職」「契約期間満了により退職」といった一般的な理由を書きます。具体的な理由は面接時に聞かれることがあるため、あまり詳しく書く必要はありません。
⑤ 職歴の締め方
職歴が終了したら、学歴と同様に改行して「以上」と記載します。
3. 書き方のフォーマット
① 西暦・和暦の統一
履歴書全体で、学歴・職歴に使う年号を「西暦」か「和暦」のどちらかに統一する必要があります。どちらを使用しても良いですが、混在させないようにしましょう。
② 時期がわからない場合
入学や卒業、入社や退職の正確な年月がわからない場合は、できる限り調べた上で記入します。わからない場合は、推測でもよいので近い年月を記載し、面接時にその旨を伝えます。
③ 「現在に至る」と「以上」の使い方
現在も在職中である場合、職歴の最後に「現在に至る」と記載します。職歴や学歴が終了したら「以上」と記載して、そのセクションを締めます。
4. 記入の際の注意点
- 丁寧に書く:履歴書は採用担当者にとって重要な書類ですので、字を丁寧に書き、読みやすさを心がけます。
- 誤字脱字を避ける:間違った情報や誤字脱字があると信頼を損なう可能性があるため、記入後に必ずチェックしましょう。
- 空白を作らない:特に長期間の空白がある場合は、理由を明確にしておくと良い印象を与えます。
学歴・職歴の記載例
例:
学歴
20XX年4月 ○○市立△△中学校 入学
20XX年3月 ○○市立△△中学校 卒業
20XX年4月 ○○県立□□高等学校 入学
20XX年3月 ○○県立□□高等学校 卒業
20XX年4月 ○○大学△△学部○○学科 入学
20XX年3月 ○○大学△△学部○○学科 卒業
以上
職歴
20XX年4月 株式会社○○○○ 入社
- ○○事業部 営業部門に配属
20XX年3月 株式会社○○○○ 退職(契約満了により)
以上
まとめ
履歴書の学歴・職歴欄では、時系列順に正確な情報を記載し、学校名や会社名は略さずに正式名称を使います。入学・卒業や入社・退職の年月は正確に記入し、締めに「以上」を忘れずに書くことで、全体的に整った履歴書になります。